11月にとうとう入りましたね。間もなく2009年ともお別れです。

来年は虎年ですから、今のうちに年末年始用の準備を始めなきゃって

感じでございます。名刺ホルダー、懸命に整理中でございます。。


さてさて、ちょっと前ですが、総合広告代理店の雄である電通さんの

業績の記事を拝見しました。間もなく2Qの数値も出ると思いますが、

ちょっとざっくり言えば同業界ですから、心配でございます。


1Qの電通さんの発表では・・・

電通の連結決算

売上高:前年同期比18.2%減の3810億円

本業のもうけを示す営業利益:70.9%減の13億円

純利益:23.1%増の19億円

一方の博報堂DYさんは・・・

売上高:15.9%減の2142億円

営業損益:20億円の赤字(前期は2億円の赤字)

純損益:前期の1億円の黒字から17億円の赤字

ん?厳しいですな。ネット広告だけが前年対比0.1%(7千万円)のプラス。


これって本当に何を意味しているのでしょうか?

景気が後退している事は確かにあります。他にも世界的なスポンサーの

多数の事業撤退なども大きな影響でしょう。

でも、やっぱり同じようなモデルを自惚れて展開した事も否めません。

発展的且戦略的な挑戦をせず、「世界の電通」という中でヌクヌク

していたと言われても仕方がありません。


ネットを早くから毛嫌いして取り組みが遅れた事は有名な話です。

本来4マスとのクロスメディアなんて、いろんな検証をする事が

出来たはずでございます。


今、経費を削減し居場所さえ無くなりそうな感じで日々過ごされている

天下の電通営業マンの方も、たくさんいらっしゃる事でしょう。

まさに、利益が少なくなる=真剣になるって感じでしょうね。

「他がやっているから、うちもやるか?」では、いくら世界の、天下の

というキャッチが付く電通さんでも時すでに遅しって事なんでしょうね。


これは、ネット専業の代理店やクライアント様にも間違いなく言える

事なんです。ヌクヌクせずに、やるべき挑戦や戦略をひと刺しで

爆心する位でないとダメなんでしょう、真剣に。


そういや?、何だかヌクヌクと言えば、前政権与党の自民党さんも

言えるような気がしますね、カテゴリーは違いますが・・。

やっぱり、おじいちゃん達もヌクヌクで真剣さが足らなかったんでしょう。

では、ヌクヌクもたまには良いですが、爆心しますよ?!

では。

さくさく。。